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なんとなくだるい。集中力がなく、むしょうに眠い。帰ったらぐったり、脚もパンパンにむくんでいる。今日は残業…。明日は飲み会…。
こんな働く女性も多いのではないでしょうか?
ある調査では「なんとなくだるい、疲れやすい」と不調を抱えている女性は8割近くいて、約6割の人が半年以上もその状態が続いているそうです。
女性は身体だけでなく精神状態までも女性ホルモンの影響を強く受けています。不調の蓄積は女性のホルモンリズムを乱してしまう。リズムが崩れるとまた不調が起きる、、、。我慢して放っておくと悪循環に陥ります。
自分の体をいたわっていただきたく日々の不調に対する月経リズムに沿ったセルフマネージメントの方法についてお話しします。
生活習慣の見直し
一般的に知られていることですが、まず簡単にできることから改善してみましょう
○ 夜おそくに食事をすると自律神経を狂わせます。遅くとも寝る3時間前からは食べないかできるだけ軽い食事にしましょう。
○ 慢性的な運動不足はさまざまな悪影響を及ぼします。通勤帰りに少し大股で早足、ちょっと回り道などしてみてはどうでしょう。毎日の積み重ねでかなりのカロリー消費になります。
○ 仕事や家事のストレスが原因で全身の不調を来すことが多いです。毎日少しの時間でも、仕事や家事から離れて自分がここちよいと感じるオフタイムをどん欲に作ってください(趣味・読書など)。
○ ぬるめのお風呂にアロマオイル(ラベンダーやサンダルウッドなど)を垂らしてゆっくりつかりましょう。骨盤血流がよくなり、冷え性や女性ホルモン分泌が改善します。
心身ともにキレイになるための月経リズム法
毎月訪れる月経。わかりやすく説明すると、お客様(受精卵)を受け入れるためにふわふわのベッド(子宮内膜)を作ったのに来なかったのでベッドを捨てる(月経血=子宮内膜+出血)。ということが毎月行われているのです。生殖という意味からは大切ですが、起こっている現象そのものは女性にとって無駄で苦痛以外のなにものでもありません(言い過ぎでしょうか?(院長は男性))。しかし、この月経のリズムをうまく利用することによってもっと快適に、もっと美しく過ごせるようになるはずです。
Step 1 月経リズムを理解する
月経周期は一般的に25〜38日。このリズムは卵巣から分泌される女性ホルモンで作られます。女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(ゲスターゲン)の2つがあります。卵胞(卵子が入っている袋)が成長すると(卵胞期)、月経開始から約2週間で卵胞が破れて中の卵子が排卵されます(排卵期)。抜け殻になった卵胞は黄体となって黄体ホルモンを分泌します(黄体期)。受精しないと黄体は約2週間で縮小し内膜が出血とともに剥がれます(月経期)
月経周期は上記の4つの周期に分かれます
Step 2 まず自分のリズムを知る
自分のリズムがわからない人は1ヶ月間の月経を別紙の基礎体温表を用いてチェックしましょう(余裕がある方は基礎体温を測ればより正確です)。同時に、ささいなことでも心と体の変化を書き留めて好調と不調のリズムを把握して下さい。
いままで見過ごしていたリズムが見つかり、的確なセルフケアにつながるヒントになります。
Step 3 効果的にメンテナンス
女性が日々感じている好調・不調は月経リズムと深く関係しています。卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(ゲスターゲン)の2つは心身にさまざまな影響を与えます。
卵胞ホルモンの作用:
水分や老廃物の排泄がよくなり、脂肪が燃焼しやすくなる。肌のコラーゲンの合成もUPする。集中力や発想力がよくなる。
黄体ホルモンの作用:
体温を上げる他に、水分を体に貯める作用があるため、むくみや便秘、イライラや頭痛などの不調の原因になる。また脂肪の燃焼も抑えられるため体重が増えやすくなる。皮脂の分泌がふえるため肌荒れやニキビなどがでやすい。
以上のことをふまえて4つの月経周期ごとのセルフメンテナンスすると不調もうまく乗り越え、逆に自分の月経リズムを味方につけることもできるのでは?
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